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「シュプリーム(Supreme)」「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」などを擁するVFコープは1月28日、2022年度第3四半期の決算を発表した。売上高は36億2438万ドル(4170億7190万円*、前年同期比22%増)、営業利益は6億7844万ドル(780億7080万円*、同40%増)、当期純利益は5億1780万(595億8531万円*、同32%増)だった。

 2020年11月に同社が買収した「シュプリーム」を除いた継続事業での売上高は前年同期比15%増、デジタルチャネルのみでの売上は前年同期比61%増だった。ブランド別では、「ヴァンズ(Vans)」の売上が同8%増、「ザ・ノース・フェイス」が同28%増、「ティンバーランド(Timberland)」が同11%増、「ディッキーズ(Dickies)」が同4%増だった。地域別では、ヨーロッパでの売上高が前年同期比26%増だったのに対し、中華圏での収益は同6%減(中国本土のみでは同8%減)だった。 「ザ・ノース・フェイス」が環境に優しいシューズを発売

 2022年の通期収益は、「シュプリーム」がもたらす約6億ドル(690億3600万円*)を含め、約118.5億ドル(前期比約28%増)にのぼると見込まれている。

 VFコープの会長兼CEOであるスティーブ・レンドル(Steve Rendle)は、「ブランド全体にわたる幅広い勢いは、当社の各部門での回復力を証明するものであり、これにより、厳しい環境下でも好調な四半期を達成し、通年の収益見通しを再確認することができました。当社は、継続的で収益性の高い長期的な成長に向けて、引き続き良好な状態にあると確信しています」とコメントしている。

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